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肛門腺
ワンちゃんやネコちゃんの肛門の左右には、肛門腺という「におい袋」のようなものがあって、においの強い分泌液がたまります。
肛門腺の中の液体は、通常排便時に肛門周囲の筋肉が収縮することで、便と一緒に出ますから、たまりにくいのですが、中にはうまく出せないコがいます。たまってくるとムズムズして気持ちが悪いので、お尻を地面にこすりつけたりするようになります。炎症が起こると肛門周辺の皮膚が赤くなって腫れて、触ると痛がるようになります。さらに炎症が進むと、皮膚の表面が赤紫色に変わってきて、ついには皮膚が破れ、血液と膿が混じった分泌液が傷口から流れ出ます。
肛門腺が化膿した時は、化膿止めの薬を服用し、傷口を消毒して治療します。頻繁に化膿する時は、手術で肛門腺を摘出することもあります。
自分で肛門腺の中の分泌液を出せないコは、飼主さんが定期的にしぼってあげてください。
しっぽを上に引き上げて、肛門の左右斜め下の位置を、親指と人差し指で下から上に押し上げるように強く圧迫すると、肛門から分泌液が出てきます。においの強い液が飛び散ることがありますので、顔などにかからないよう、ティッシュペーパーをあてて下さい。
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